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2014.07.22

【イベントフォトレポート】『【オープン3周年】京都からEdTechを語る 7月7日』を開催しました

7月7日(月)に「京都からEdTechを語る」と題してイベントを開催しました。今回のイベントは share KARASUMA オープン3周年イベントとしての意味合いと、京都の起業シーンをより良くして行きたいという趣旨で企画しました。全体で約50名以上の方が集まり、会場はかなり混み合っていましたが、有意義なイベントとなりました。

開催挨拶 長谷拓治郎(株式会社長谷本社)

シェアカラスマは株式会社長谷本社とフューチャーベンチャーキャピタル株式会社(FVC)の共同運営です。長谷は現在、アランヴェールホテル京都の総支配人。

EdTechって何だろう?

EdTechは Edtucation x Technology からの造語で、教育の形を新たにする分野として世界中が注目しています。日本におけるEdTechのリーディングカンパニーの3社を招き、お話頂きました。会場となった share KARASUMA は月曜日の夕方にも関わらず約50名が集まり、人の熱気を感じられる雰囲気でスタートしました。(写真は左から順に、辻川氏、湯野川氏、森安氏)

講演:森安康夫氏

株式会社ベネッセホールディングス
インキュベーションセンター EdTech Lab 部長

1983年株式会社福武書店に入社後、一貫して教育デジタル系事業に従事。ファミコンを使った映像教材「スタディボックス」の事業開発や、ポケットチャレンジ事業、NINTENDO DSの学習ソフト開発、ライブ授業配信導入を推進。現在は、EdTech領域に特化した新規事業開発の責任者として活動中。2013年8月には教育関連のスタートアップが自由に活用出来る場として「EdTechLab(β)(エドテックラボ・ベータ)」を渋谷にオープンし、新規事業のインキュベーションに注力。

 

海外でのベネッセの取り組み事例や、これまでの事例からのEdTechスタートアップの在り方、これからの教育分野でのマインドの持ち方など、具体的な事例をもとに、幅広く講演くださいました。

講演:湯野川孝彦氏

株式会社すららネット
代表取締役社長

東証一部上場企業の新規事業担当役員時代にジュニア向けeラーニング「すらら」の事業を企画・開発。2010年、すらら事業をMBOにより買収し独立した。「すらら」は低学力の生徒でも「わかる」「できる」というユニークなポジションで広まり、現在、全国600の学習塾、65の私立学校において28,000名の生徒が学んでいる。「所得格差と教育機会格差の負のスパイラルを断ち切る」という理念を掲げ、NPO法人と連携しての低所得世帯の学習支援活動なども拡大中。将来的には、世界中の子供たちに低料金で高品質な教育することを視野に入れ、北京、上海、バンコク、マレーシアなどの日本人向け学習塾にも「すらら」を提供するなど海外展開も開始した。

 

すららネットの取り組み、新しい連携の仕方や広がり方、子供の学習に対するモチベーションをあげるコーチの存在、創業時の苦労話から将来の展望などをお話頂きました。

講演:辻川友紀氏

株式会社シェアウィズ
代表取締役社長

学生時代、塾講師のアルバイトや自分自身の学習経験を通じて、既存の教育システム・ツールの硬直性に疑問を抱く。将来は新たな教育関連の事業を起こしたいと思い、まずはグローバルなビジネスの現場を知るために、P&Gに入社。その中で、P&Gが買収した剃刀製品メーカー、ジレットのワークフローを変える業務に携わり、学習アプリ「ShareWis」を発想する直接のきっかけとなる。同社を退職し、準備期間を経て2012年株式会社シェアウィズを創業。

ShareWisは「知識の地図」と呼ばれる独自のインタフェースと理解度チェック機能により、学習の達成感を味わいながら学習を進めていくことができる社会人向け無料学習サービス。「会計」「英語」「プログラミング」「仕事術」などのテーマ別に、5~30分程度で終えられる学習コンテンツ同士がネットワーク状につながり、「知識の地図」を形成しているユニークな無料アプリ。社会人を中心に登録ユーザー4万人、累計総閲覧者40万人に利用されている。

shareWis のアプリ紹介、創業のプロセスから現在、ユーザヒアリングの内容、これからの事業の展望についてお話を頂きました。

パネルディスカッションと参加者からの質問

モデレータ(FVC牧野成将)とゲスト3名によるパネルディスカッションを行いました。前段の講演の内容やEdTechについての質問が寄せられました。

数時間では足りないくらいに、深く広いEdTech分野。それぞれのお話から感じられたのは、EdTechの持つ可能性の広さと、かつ複雑に絡んだ難しさ。また、この分野のスタートアップには、「LEAN」で行われる素早いイテレーションだけではなく、長期的な視点に立った「FAT」な体制の導入も必要だということを感じさせられました。

また、各講演者がブログや記事をアップロードされていましたので、ご紹介します。

EdTech Lab β powered by Benesse Corporation(Facebookページ)すららネット(Facebookページ)

教育系スタートアップはリーンであってはならない、について思うこと | 学びが見える無料学習サイトShareWis(シェアウィズ)のブログ

集合写真!

EdTechというホットなトピックを京都で取り上げることができ、より有意義なイベントにすることができました。ご参加頂いたみなさま、ご登壇頂いたゲストのみなさま、ありがとうございました。今後もともよろしくお願いします!